
私、喧嘩できないんですよ。
なんでか自分でわかってます。
ある日、大好きなおじいちゃんが、
″行ってきます。″
っていつも通り家を出て帰ってこなかったから。
次に会ったときは、もう、動かなかった。
母はギリギリまで粘っていたけれど、
なぜだろう。
私は、″わかってた″
もうお別れなんだ。って。
本当に子供だったから、
なんで動かなくなってしまったのか
理由はよくわからなかったけれど、
二度と会えない。
今日が、
今日の朝が、
最後だったんだ。
って強く思いました。
何もその日に喧嘩したとか、
悪い態度を取ってしまったとか、
そんなことじゃないんです。
何にも後悔する事なんてない。
できる事ならもう一度会いたいけれど。
それだけ。
だけど、
きっとこれは
おじいちゃんの最後の置き土産。だから
大切にしたい事。
大切な気持ち。
人っていついなくなるかわからない。
それをよく、よくわかっている。
教えてもらった。
だから何か嫌なことがあっても、
一回自分の中で話し合う。
折り合いが付かなければ相手と話す。
その時は冷静だから。
喧嘩にはならない。
一回ちゃんと飲み込んで、
纏めてから話してるから。
今、それぞれみんな生きて、
一緒にいることができる。
その奇跡をいつも心に留めておいて欲しい。
人も動物も、物さえも
明日も必ず一緒にいる事ができるって
保証はないから。
だから、喧嘩するくらい近い人なら
話し合ってさっさと仲直りする。
私の大好きなおじいちゃんは、
私に、自分の最後に″それ″を置いていってくれた。
ありがとう。
おじいちゃんのくれた宝物と
最後まで生きていくよ。
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